アカイシマウマ

自分嫌いを克服したら人生が楽になった。

自己嫌悪は自分と向き合うチャンス!!自己嫌悪の原因を見つける方法


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こんにちは。

自分嫌い克服チャレンジ中のうっちーです。

 

前回は自己嫌悪が襲ってきても、それにのまれないようにするための

いわば気分転換の方法をいくつかご紹介しました。

 

redzebra.hatenablog.com

 

さて、今回は自己嫌悪の大きな波がひいて冷静になってからぜひやっていただきたいことをご紹介します。

 

これをやらないと同じところでまた自己嫌悪して必死に気分転換してっていう無限ループにはまってしまいます。

 

痛みがつらいときは痛みを和らげること=対処療法も必要ですが、

ある程度痛みが取れてきたら、二度と同じ痛みを経験しなくてすむようにする=根本治療が必要です。

 

肩こりがひどいときはマッサージをして凝りをほぐしつつ、

肩こりの原因である姿勢の改善や生活習慣の見直しをすることと同じ。

 

 

今日は自己嫌悪したことについて冷静に分析していきましょう。

 

 

 

1.心が何に反応したのかを考える

 

落ち込んだりイライラしたりするのには必ず内的な要因があります。

 

しかし、いきなり内的要因を探し出すのは難しいので、

まずは表面にある感情から自己分析を進めて行きます。

 

「自分はなにに反応してどう感じたのか」を書き出してみましょう。

 

例えば文句や人の悪口ばかり言って周りの雰囲気を悪くするだけで自分では何も行動しない人がいたとします。

 

あいつはここがダメだ、とか、このシステムはもっとこうなると使いやすい、とか改善すべきところが見えているのにもかかわらず自分でそれを指摘してよくしようという気のない人、

つまりは文句を言って他人に自分のストレスをぶつけているだけの人がいたとしましょう。

 

そしてその人の発言を聞いて、自分はイラっとしてまいました。

不快に思いました。

 

この心の動きから自分の内面を自己分析していきます。

 

先ほどの「自分はなにに反応してどのように感じたのか」という点で見ると、

「自分は文句ばかり言って行動しない人の発言を聞いて無性にイライラした」ということが言えます。

 

この「なにに反応したか」と「どのように感じたか」を明確にすることが自己分析の第一歩です。

 

2.自分の普段の行動や思考を考える

 

人は自分の嫌いな部分と同じ性質をもつものを他人から与えられると、

心が大きく反応してしまいます。

 

普段は見ないように一生懸命蓋をして隠しているのに

ふとしたときに他人にその蓋を開けられて動揺してしまうからです。

 

なので、先ほど考えた「なにに反応したか」があなたの中の蓋をしている部分に近い性質を持っていると考えられます。

 

今回の例でいくと「文句ばかり言って行動しない」というところに反応していることがわかります。

 

まずは自分の普段の生活で中で「文句ばかり言っていること」や「わかっていて行動してないこと」がないか冷静に探して見ましょう。

 

そうすると、「後輩の悪口ばかり言っている」とか「やせたいのに運動するのをためらっている」とか、思い当たることがいくつか出てきます。

 

ここで注意していただきたいのは、自己分析を進める中で決して自分を責めないでください。

これはダメな考えだと自分を責め始めると、冷静に自分の内面を見れなくなってしまいます。

 

もし自分を責めてしまうようなら、一度気分転換して改めて自分を見つめる時間を作るほうがより前向きで自分のためになる分析ができるでしょう。

 

3.その行動や思考をするメリットを考える

 

冷静に自分の内面を省みたら、次はその状態でいることが自分にとってどのようなメリットをもたらしているのかを考えます。

 

蓋をしてしまいたくなるような行動や思考ですが、それでもそれをし続けるのに自分なりのメリットを感じるからそうするのです。

 

そんなことないと思うかもしれませんが、一度真剣に考えてみると

案外たくさんのメリットがあることに驚かされます。

 

例えば「悪口を言うことでストレス発散できる」とか「運動をしなければ疲れずにすむ」とか、

あるいは「ダイエットに失敗するのが怖い」なんて思っているかもしれません。

 

人は何のメリットのないものを持ち続けはしません。

一見デメリットだらけでも、自分にとってはなにか意味のあるものだからこそ、その行動や思考をし続けているのです。

 

そのことをしっかり自覚できれば、改善は思ているより簡単です。

 

4.なにがその行動や思考を続けさせているのかを考える

 

自分の中の行動や思考を持ち続けるメリットがわかりました。

しかし、自分はそれに蓋をして見ないようにしています。

 

メリットがあるのに蓋をするのはなぜでしょう。

 

それは、メリットがあると感じている「自分」が嫌いだからです。

 

わかりにくので、先ほどの例でみてみましょう。

この場合自分の根っこにあるのは「失敗するのが怖い」から行動しない、という思考でしたね。

 

では失敗するのを恐れているのはどんな「自分」なのかを考えます。

 

それは、自分の中にいる「自分に自信が持てない自分」です。

 

あなたが受け入れたくないと感じているのはこの「自分に自信が持てない自分」です。

 

つまり「自分に自信が持てない」ことをうすうす自覚しいるにもかかわらず、

自分はそんなことはない、と頑なに受け入れようとせず蓋をしようとしているのです。

 

一生懸命見えないところに追いやっているのに、他人にそれを見せつけられる。

でも心が受け入れないので、自分を省みるかわりに怒ったり悲しんだりしてしてごまかしている。

そうやってごまかしてそっと蓋をするけれども、少なからず自覚はあるので自己嫌悪する。

 

これがあなたの自己嫌悪の正体です。

 

5.受け入れられない自分を昇華する方法を考える

 

自己嫌悪に陥った本当の理由がわかりました。

 

その原因はあの人の言った心ない一言でも、あなたの不注意で招いたミスでもなく、

あなたが「受け入れたくないと感じている自分自身」でした。

 

そこまでわかれば最後のステップ。

 

そんな自分を昇華しましょう。

 

ちなみに昇華とは、『物事が一段上の状態に高められること』です。

 

自己嫌悪の原因を自分が好きだと思える要因に変えることができれば最高ですよね。

 

先の例では「自分に自信が持てない自分」が嫌いだったわけなので、

「自分に自信が持てる自分」に変わることが必要です。

 

そして変わるためには行動することが大切です

 

ダイエットのために毎日1駅歩く

人の悪口を言わない

趣味をとことんやってみる

一人で旅に行く

 

なんでもいいんです。

 

自分が「これができたら自分に自信が持てるかもしれない」とひらめいたことをやってみましょう。

誰かにこれをやるといいよと言われたことより、自分の直感で行動したほうがうまくいきます。

 

答えは自分の中にある。

 

あなただけのあなたらしい答えを探してみてください。

そしてすぐに行動にうつしてみましょう。

 

そうすれば、おのずと人生がうまく回り始めます。

 

 

まとめ

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

これは私うっちーが何かにつまずいたときにしている自己分析方法です。

(ちなみに例に挙げたのは昔の私自身の分析結果です。)

 

世の中にはたくさんの自己分析方法があるので、その中から今の自分にあった方法を試してみてください。

 

その時に大切なのは2つだけ。

・冷静になること

・自分を評価しないこと

 

一時的な感情に任せた自己分析では正確な答えを導けないため遠回りをしてしまいます。

時間がかかってもいいのでしっかり自分の内面を落ち着かせてから分析を始めてください。

 

また、途中で自分のここがダメだ等と自分を評価しはじめると心が揺れて、

結果冷静さを失ってしまいます。

この場合も時間をとって、あとから改めて自分と向き合うようにしましょう。

 

表面にあらわれる感情の奥にある本当の自分の思考を見いだせるようになれば、

自分のことを少しずつ受け入れられるようになり、心も平和になるはずです。

 

その感情はあなたを導く灯りです。

 

ぜひ冷静に向き合って見てください。